Loading

八女熟杉とは

江戸時代から続く林業地であり、
今も多くの伝統工芸品を生み出し続ける
職人のまち八女。
八女熟杉は八女市星野村の
自社製材工場で熟練の職人が
仕上げた
クラフトフローリングです。

製品

八女熟杉の特徴

・自然素材ならではの快適空間
空気をたくさん含んだ杉は、冬でもヒヤッとしないスリッパいらず。一年を通して裸足で過ごせる温かさが魅力です。また、杉の香りに含まれるフィトンチッドによるリラックス効果に加えて、杉が空気中の水分を吸収・放出することでお部屋の空気を快適に保ちます。
・思わずごろ寝するやわらかさ
35mm厚のフローリングは子供が自然と寝ころがる適度な柔らかさ。転倒してもケガをしずらく、小さなお子さんや高齢者がいるご家庭のリフォームにも最適です。
・熟練の乾燥技術による高品質フローリング
長年にわたり博物館向けの板材を作ってきた高度な乾燥技術を生かし、杉の風合いを残したままフローリングに最適な SD15 品質に仕上げました。高気密な住宅でも安心してお使いいただけます。
・森を守ることにつながります
福岡県最大の森林面積を持つ八女市。八女市の約66%を占める森林の多くが伐期を迎えており、適切に使うことが CO2 の吸収や森林保全につながります。持続可能な循環型林業の実現に向け、八女共販所などから仕入れる丸太は全て合法木材を使用しています。
※オプションで福岡県産材証明書をお付けできます

製造方法

  1. 1 丸太購入

    共販所に集まった多くの丸太からフローリングに適した丸太を目利きがしっかり選別し、購入します。もちろん適切に管理された森から伐採された合法木材を全量使用しています。

  2. 2 製材

    購入した丸太は製材所に運ばれ、職人が1本1本丸太に向き合いながら、製材します。

  3. 3 乾燥

    杉が本来持つ色・艶・香りを残すため、中低温設定の人工乾燥機でじっくり時間をかけて乾燥します。長年、博物館の収蔵庫で使われる板材を製造してきた高度な技術を生かしています。

  4. 4 節埋め

    枯れたり死んでしまった節は後でポロポロと崩れてしまうため、職人が問題のある節だけ見極め、ヒノキの枝を使った埋め木を打ち込みます。接着剤はシックハウス症候群発生リスクの低いF☆☆☆☆製品を使っています。

  5. 5 加工

    6軸モルダーと呼ばれる木材加工機に通し、フローリングに加工します。

  6. 6 検品

    1枚1枚念入りに検品を行い、選りすぐりの製品を出荷します。

八女の環境

山間地に位置する奥八女は、夏は涼しく、冬は雪が積もるほどの厳しい寒さが訪れます。肥沃な土壌と寒暖の差が、木目の詰まった丈夫な八女杉をじっくりと育てます。

八女の林業は江戸期からの歴史を持ち、地域には高い技術力を持つ多数の製材所や大工、職人が集積しています。地域の中で山づくりから製材、加工、販売までを完結できる環境が八女の強みです。

施工事例

店舗

八女福島の町並みの店舗で内装材、ショーケースに八女杉を使っていただきました。

古民家リノベーション

八女市星野村の古民家をリノベするにあたり、内装材に八女杉を使っていただきました。

オフィス木質化

鉄筋コンクリート造りの事務所を八女杉の内装材で木質化していただきました。

賃貸住宅

八女市上陽町にある移住者向け賃貸住宅に八女杉を使っていただきました。
福岡県木造・木質化建築賞 木造の部 大賞受賞(2019年)